展覧会のご案内

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「Animals: An Enduring Tradition」展
Ukiyo-e and Nihonga

会期 : 10/10 - 12/14, 2019
住所 : 501 W. 20th St., New York, NY 10011
営業時間 : 火曜 – 土曜 11:00 a.m. – 6:00 p.m.
オープニング・レセプション : 10/17, 5:30pm - 7:30pm

この度、郷さくらギャラリーNYでは、ローニンギャラリーにご協力をいただき、異なる時代の日本芸術を同時に紹介する展覧会を開催いたします。2回目のコラボレーションとなる本展では、「動物」をテーマとして、江戸時代以降の浮世絵と、現代日本画を展示いたします。

日本の動物絵画の歴史を辿ると、鳥獣人物戯画という絵巻物があります。京都市右京区の高山寺(こうさんじ)に伝わる甲乙丙丁4巻で構成された絵巻物で、平安・鎌倉時代以降に複数の作者によって制作されました。動物は、日本の芸術において重要なモチーフであり、この絵巻物に登場する動物の表現は、時代を越えて今日の芸術にも受け継がれています。 

江戸時代に花開いた浮世絵の世界では、動物は、季節を知らせる季語として、人間の営みを擬人化して、死生観を表す象徴として、まだ見ぬ動物を想像して・・・想像豊かに動物が表現されています。数多くの作者が鎬を削って新しい表現を模索し、数多くの素晴らしい作品が制作されました。

明治時代以降(1868~)に確立した日本画の世界では、身近な動物や空想上の動物をモチーフにした作品が数多く発表され、日本画の一つのジャンルとして動物画が確立しました。日本画家は、日本画のスタイルとして「美しいものを美しく」画面に表現をしますが、動物画でも同じように、自然を尊敬し、全ての生き物が平等に存在している世界観の中で、命の尊さを静かにやさしく、時に力強く表現しています。

本展では、異なる時代に制作された日本芸術「浮世絵」と「日本画」を同時に展示することで、包括的に日本芸術における動物画の多様性をご紹介できればと考えております。異なる時代に制作された芸術ではありますが、表現の共通点や違い、制作背景など想像しながら、お楽しみいただければと思います。

Yoichi Nishino 'Family in the Forest' 2006. MIneral pigments, nikawa gelatin, Japanese washi paper.

Kuniyoshi 'Taishun' From the series 24 Paragons of Filial Piety.c.1845. Woodblock print.

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