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Summer Gems」展
Masterpiece Nihonga paintings and world-class mineral specimens

会期 : 7/11 - 9/28, 2019
住所 : 501 W. 20th St., New York, NY 10011
営業時間 : 火曜 – 土曜 11:00 a.m. – 6:00 p.m.
オープニング・レセプション : 7/11, 5:30pm - 7:30pm

この度、郷さくらギャラリーでは、ワイレンスキーギャラリーにご協力いただき、天然素材を使用して描かれる日本画と、その素材である鉱物を同時に展覧致します。

人類最古の絵画を辿ると、先史時代の洞窟壁画まで遡ることができます。ラスコー洞窟、アルタミラ洞窟の洞窟壁画では、身近に採収できた鉱物などの天然素材を用いて鮮やかに動物・人・幾何学模様が描かれています。このように、天然素材である鉱物は、古くは世界中で絵画に使用されてきました。しかし、取扱いし易い油絵具、アクリル絵具などの登場により、天然素材は絵画に使用されなくなり、現在では限られた地域でのみ使用をされるようになりました。

日本では、その風土・文化から、天然素材を用いて描かれる絵画が受け入れられ、長い時を経た現在も日本画という絵画スタイルの中に残りました。日本画は、鉱物を粉末状にした「岩絵の具」を「膠」と合わせて描き使用する日本の伝統絵画表現です。日本の絵師たちは、使用方法が難しい天然素材を魅力の1つとして捉え、天然素材を用いた表現方法を探求し、洗練した絵画を残しています。また、日本では、天然素材の使用の為、耐久性のあるしなやかな筆、キャンバスにも劣らない丈夫な和紙の開発・進化もされました。現在、鉱物を原料とする「岩絵の具」の表現は、日本画の魅力の1つとして知られるようになりました。

 何万年の時を経て生成される鉱物は、深い色・輝きから、世界中の人々を魅了してきました。本展では、それらの鉱物と鉱物を素材にして描かれる絵画・日本画を同時に展示し、日本画の魅力と鉱物の魅力をより深く感じていただければと思っております。

また本展では、色の世界と対比させた、墨表現の絵画を同時に展示致します。有色の世界とモノクロの世界を同時にお楽しみください。

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